大宮は前節、アウェイで山口と対戦した。序盤から一進一退の攻防が続き、守備が崩れる様子は見られなかったが、後半に昨季のチームメートである矢島 慎也にゴールネットを揺らされ、勝点を持って帰ってこられなかった。
ただ、ホーム開幕戦に向けて下を向いている時間はない。ここで勝点3を得れば、流れは変えられる。開幕から9試合勝てずに苦しい1年となってしまった昨季とは違う姿を見せなければならない。
それを後押ししてくれる応援がスタジアムにも戻ってくる。制限なしの応援がNACK5スタジアム大宮に響き渡るのは3シーズンぶり。その状況でのプレー経験がまだないプロ3年目でアカデミー育ちの大澤 朋也は「小学生のときから観ていますから、いま想像しても楽しみですよ。しっかりやるところと楽しむことを忘れずにプレーして勝ちたい」と待ち遠しい様子であった。
この試合において、大事なのは内容よりも結果。それを全員が理解している。今季初勝利を挙げ、ファン・サポーターと喜びを分かち合いたい。
一方の金沢は開幕からアウェイ2連戦となる。前節は東京Vと対戦し、0-1で敗戦。相手の圧力に押し込まれる時間が長くなってしまった。その反省を生かして戦うこととなる今節は、アウェイゲームとはいえ主導権を握る時間を増やせるかが重要となる。開幕連敗でホームに戻るのは避けたい。チーム一丸で勝利をつかみにいく。
[ 文:須賀 大輔 ]

