秋田は4勝3分2敗で5位、大宮は4勝5分で14位。順位表で差はあるが、勝点差はわずかに『3』。1試合の結果によって大きく順位が入れ替わる状況で、秋田は上位に離されないためにも勝利が欲しい。大宮からすれば、混沌とする中位争いから抜け出し、上位に食い込む大きなチャンスとなる。
秋田は前節、東京Vとのアウェイ戦を1-2で落とした。後半立ち上がりまでチャンスを作りながらも決め切れずにいると、51分と64分に失点し、苦しい展開に。それでもあきらめず、猛攻を仕掛けてセットプレーを生かす。終了間際のCKを梶谷 政仁が頭ですらし、ファーサイドに飛び込んだ飯尾 竜太朗が合わせて1点を返した。
結果として追いつくことはできなかったが、飯尾が「最後まで前向きなパワーを持ってチーム全体で戦えたのは良かった」と話すように、“秋田がどう戦うか”を表現して1点をもぎ取ったことは収穫であり、大宮戦でもそうした粘り強さを発揮できるかがカギになりそうだ。
対する大宮は前節、群馬に0-1で敗戦。後半開始直後に前線からの守備が甘くなったスキを突かれ、ロングボールから先制を許し、最後まで群馬の守備を崩し切れなかった。これで開幕から続いていたホーム戦の連勝が『4』で途切れたものの、依然としてホームでは好調な一方で、アウェイでは4戦全敗と対照的な成績となっている。上位進出のためにも、今季初のアウェイ戦勝利を秋田戦で実現しようと意気込んで北上してくるはずだ。
秋田は2021年のJ2昇格以降、大宮と四度対戦して3分1敗と勝ちがない。また、直近のホーム2試合で勝てておらず、チームも地元サポーターも勝利に飢えている。ソユースタジアムが一体となって、難しい相手から勝点3をつかみ取りたい。
[ 文:竹内 松裕 ]

