前節まで今季初の3連戦を戦った両者だが、ホームの長崎は2勝1敗、対する秋田も2勝1敗で勝ち越して終えた。ともに前節を勝利した状況でこの一戦を迎えることになった。
長崎は前節、アウェイで徳島と対戦。立ち上がりから得意のクロス攻撃で主導権を握ると、前半にフアンマ デルガドの得点で先制。後半には櫛引 一紀が2得点、途中出場の宮城 天も得点を奪い、終わってみれば今季最多の4得点を記録。守備でもほとんど危ない場面はなく、無失点で完勝を収めた。
一方の秋田は前節、ホームで大宮と対戦。風の影響を受ける試合となり、風下の前半に失点を喫してしまう。それでも、風上に立った後半に一気にギアを上げると、CKからオウンゴールを誘発し、同点に。さらに84分、青木 翔大のパスを受けた諸岡 裕人が逆転ゴールを奪う。そのままクローズし、今季初の逆転勝利を挙げた。
好調同士の一戦となるが、互いにクロスからの攻めをストロングポイントとしているだけに、サイドの攻防は勝敗を分ける重要な要素になるだろう。また、秋田の強力なセットプレーを、今季ここまでセットプレーからの失点がない長崎が封じ込めるかにも注目したい。
JFL時代にも対戦経験がある両者だが、J2での戦いはここまで1勝2分1敗、3得点3失点とまったくの五分。上位対決を制するのはどちらになるか。
[ 文:杉山 文宣 ]