山形は4勝1分9敗の勝点13で19位。序盤で監督が交代したが、渡邉 晋監督がコーチ時代から構築に関わってきた攻撃的スタイルを武器に、仙台へ乗り込む。前節・藤枝戦では先に2失点を喫したが、一気に3得点して逆転勝ちを収めた。2次攻撃での厚みのあるゴールなど、チームの攻撃性を発揮して、勢いをつけている。FWに負傷者が相次いでいるが、前節にセンターFWで起用されたチアゴ アウベスが決勝点を決めたように、チーム全員で補う。攻撃的スタイルを中盤で支えるボランチ・藤田 息吹や南 秀仁の働きに期待したい。渡邉監督や、前節の決勝点をスルーパスでアシストした田中 渉は元仙台ということでも注目だ。
仙台は4勝5分5敗の勝点17で13位。今季まだ連勝がないなど波に乗り切れていないが、ホームで山形に勝って勢いをつけたいところだ。伊藤 彰監督の下で段階的に組織を積み上げており、序盤の守備重視の形から、少しずつ攻撃寄りにシフトしてきている。結果を出し続ける上では、攻守ともに波の少ないパフォーマンスを続けたい。こちらは攻守に汗をかけるエヴェルトンや、創造性豊かなパサー・鎌田 大夢がボランチで存在感を見せている。リズムを変えられる中島 元彦、氣田 亮真を組み合わせた攻撃から、元山形の中山 仁斗らのフィニッシュにつなげたいところだ。
[ 文:板垣 晴朗 ]


