千葉は前節、大分と対戦して勝点1を獲得。5戦未勝利と波に乗れない時期が続いているが、小林 慶行監督は「相手陣でボールを奪うことがすごく難しい相手に対し、かなりの数引っかけられたことがデータとして出ている。自分たちがやろうとしてきたことは表現できた」と前節の収穫を語った。
その一方、小林監督が改善点として挙げたのが奪ったあとのプレー。「ボールを奪ったあと、もう1回相手のプレッシャーを受けて、GKの(新井)章太までボールを下げてしまうシーンも多かった」と振り返り、「ボールを高い位置で奪えたとして、それを前に運ぶためにはさらに大きなパワーを使うが、難しい状況でもどれだけ前に運べるか、もう1回トライしていこうと。みんなの頭の中にしっかりすり込まれるよう、フィードバックした」と話した。今季22試合を終えて20得点と得点力不足に悩まされているが、前進する意識をより強く持って、今節こそ課題克服の一戦としたい。
対する甲府は開幕7試合で4勝2分1敗とスタートダッシュに成功。ただ、直近2試合はドローに終わっている。6月28日に行われた明治安田J2第21節・磐田戦後の会見で篠田 善之監督は「一瞬のスキで失点したことは良くなかったが、そこから崩れずに前を向いて全員でやったことは評価したい」と話した。
甲府は今節まで中2日とスケジュールがハード。中3日で臨んだ磐田戦はスタメンを入れ替えなかったが、同じスタメンを継続するのか、それともある程度選手を入れ替えてフレッシュな陣容で臨むのか。指揮官の選択も1つの注目点だ。
[ 文:藤井 匠 ]
