熊本はホームに磐田を迎えた前節、立ち上がりの4分に先制を許すと、さらに8分に追加点を決められて序盤から2点を追う展開となった。自分たちでボールを保持して、相手陣内で進める時間を多く作り、シュート数でも相手を上回るなど終盤にかけても押し込んだが、最後まで得点を奪えず。
大木 武監督は「雨の中でも応援に来てくれたサポーターの方が喜ぶ状況を作りたかったが、ラストパスや1つのトラップなどで精度や工夫、アイディアが足りなかった」と振り返った。今節はリーグで2番目に失点が少ない東京Vの守備をこじ開け、5月7日の明治安田J2第14節・甲府戦以来となるホームでの勝利をつかみたい。
一方の東京Vは前節、山形と対戦。立ち上がりの6分にボール奪取からカウンターで攻め込むと、齋藤 功佑が左サイドからのクロスを頭で合わせて先制に成功。そのあとに迎えた得点機は阻まれ、前半のうちにリードを広げることはできなかったものの、61分にもボール奪取から早い切り替えでフィニッシュにつなぎ、山田 剛綺が決めた。今季9試合目となる無失点勝利を飾った。
城福 浩監督は「もっと早く2点目を取りたかった」と話す一方、「内容も含めて、勝ちにふさわしいゲームができた」と選手たちを称えている。
熊本がホームで4連敗中なのに対し、東京Vはアウェイで6連勝中と対照的。前期の対戦では東京Vが3-0で勝っているが、リーグ戦の通算戦績では熊本が11勝4分9敗とやや上回っている。お互いに目指すスタイルをぶつけ合う、攻守の切り替えの早い緊張感のあるゲームになりそうだ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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