両者の前回対戦は5月7日の明治安田J2第14節で、群馬が2-1で勝利した。これまでの対戦成績は、5勝1分5敗で五分となっている。
山口は前節・磐田戦をスコアレスドローで終え、連敗を『2』で止めた。連敗した試合は序盤に複数失点し、試合の入りが課題だったが、前節は立ち上がりからアグレッシブさを前面に出して最後まで体を張り、9試合ぶりにクリーンシートを達成。手ごたえのある内容で、上位の磐田から勝点1を積み上げた。
フアン エスナイデル監督は「練習からアグレッシブにやってきたことがうまくできたという意味でも満足している。素晴らしい相手に対して最後までプレッシャーを掛け続けた。数カ月前より良くなっている。今週もそれができるかどうかに懸かっている」と前節を評価した。
対する群馬は前節、いわきと対戦して1-0で勝利した。30分にセットプレーから中塩 大貴がゴールを決め、その後は堅い守備で1点を守り抜いた。シュート数で上回られたが、群馬らしい戦いで前々節・長崎戦の敗戦を払しょくし、3試合ぶりの白星を飾った。
この試合で注目したい選手は、山口の田中 稔也だ。昨季群馬で背番号10を背負った田中は「群馬に先制点を与えてしまうと守備が堅いので難しくなる。先に点を取ることが重要」と話したが、今季の山口は先制した試合で8勝3分と負けていない。この試合は先制点の行方が見どころになりそうだ。
[ 文:田辺 久豊 ]


