群馬と山口の対戦成績は4勝1分4敗とまったくの五分になっている。前回対戦の明治安田J2第20節で群馬は加藤 潤也のゴールで先制したものの、山口に逆転され1-2で屈した。勝機を逸した群馬はその後に低迷し、残留争いの状況となった。山口はシーズン終盤に持ち直して、今季の残留がほぼ確実な状況だ。
群馬は最近4試合で1勝3分。最終ラインからしっかりとつないでいくポジショナルからシフトチェンジし、リスクを避けて縦にボールを送り込む執念の戦いで勝点をむしり取っている。前節・秋田戦ではスローインの流れから田中 稔也がゴールを決め、1-0で逃げ切った。第34節後に新型コロナウイルス感染症の陽性者が8名となり危機に陥ったが、選手が徐々に復帰しつつあり、明るい兆しが見えている。今節は残留のために連勝を狙う。
対する山口の最近4試合は2勝2分。シーズン終盤で勝点を積み上げている。第34節で横浜FCと3-3のドロー、続く第35節・町田戦では1-0の勝利。前々節・金沢戦でドローのあと、前節・琉球戦では佐藤 謙介のゴールによって1-0で勝利。今節は今季三度目の連勝を目指す。7月には群馬に在籍経験がある高井 和馬が水戸から山口に復帰。高井の力を知る群馬にとっては、イヤな相手と迎えることになる。
最近4試合で2失点の堅守で勝点を拾ってきた群馬と、7試合連続で得点を奪っている山口。群馬は先制逃げ切りの“勝利の方程式”を発令して勝点3を奪いたい。ロースコアの戦いが予想される中で、先制点の行方が勝敗に大きく影響するだろう。
[ 文:伊藤 寿学 ]
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