逆転での自動昇格を目指す磐田は前節、4位・東京Vとの直接対決に臨んだ。横内 昭展監督が「死力を尽くした」と選手を称えたように好ゲームを展開したが、1-1のドロー。2位・清水が敗れたことで勝っていれば2位に浮上していたため、悔しさが残る結末を迎えた。だが、得失点差で『16』離れている清水との勝点差を『1』に縮め、清水に圧を掛けることができた。チャンスが訪れることを信じて、残りの2試合を全勝で駆け抜けることがサックスブルーに与えられたミッションだ。
ただ前節、チーム最多得点のジャーメイン 良が早々に負傷交代。今節の欠場は決定的で、ストライカーの穴埋めが必須となる。前節、急きょ代わりを務めた18歳の後藤 啓介を筆頭に、ファビアン ゴンザレス、大津 祐樹らも代役候補としてアピールに燃えている。横内監督は「チームとしてのタスクをしっかりとこなしながら、自分の特長を出してほしい」とそのストライカー候補に期待を寄せる。重要な最終局面で、指揮官には難しい決断が迫られている。
一方の水戸は前節で藤枝に敗れたものの、大宮が敗れたことで残留が決定した。だが、負けなしが『10』で止まったあとは、1分4敗と勝利から遠ざかっている。その中でラスト2試合は、磐田、清水と昇格争いを繰り広げているチームとの対戦となるが、来季につなげていくためにもここでイヤな流れを断ち切って、前向きな状態でシーズンを締めくくりたい。
[ 文:森 亮太 ]
