山口は志垣 良監督が新たに就任し、今季の目標を『勝点55、失点45』に設定した。志垣監督は「早い段階で残留を決め、より高みを目指すために目の前の試合を全力で戦い、結果にこだわりたい」と今季始動時に話した。
前節はアウェイで横浜FCと対戦し、後半に1点ずつを取り合って1-1で引き分けた。攻守において全員でハードワークする今季の戦い方を披露し、格上とも言える横浜FCを苦しめた。今節は秋田を相手にその戦いを継続し、守備の堅い相手からゴールを奪うことができるかに注目したい。
一方の秋田は吉田 謙監督が留任し、『プレーオフ出場とJ1昇格争いに絡むこと』を目標に掲げ、持ち味の堅守速攻をさらに磨き上げようとしている。前節はアウェイで愛媛に0-1で敗戦したが、クロス攻撃を繰り返して相手ゴールに何度も迫った。秋田らしい戦いを今節も見せることができるかに注目したい。
試合の見どころは、セカンドボール争いになる。両者ともにロングボールを使って相手ゴールに迫る中で、はね返したボールを拾って2次攻撃、3次攻撃を繰り出せるかどうか。両者のここ数年の対戦はロースコアで決着することが多かったが、この試合も先制点の行方が勝敗に直結しそうだ。
この試合に向けて山口は『総力10,000人プロジェクト』と銘打って集客に取り組んでいる。みらスタが1万人の“オレンジ”に染まるかどうかにも注目だ。
[ 文:田辺 久豊 ]


