一方で、攻撃面については前半のGKとの1対1、後半のPKと2つの決定機を逃したことが、チームにとって痛手に。過去32試合中20敗していた大分から貴重な勝点1を得たことは大きいが、「勝てた試合を落としたなという印象」(和田 拓也)と選手も悔しさをにじませた。
対する山形は、昨季途中までチームを率いたピーター クラモフスキー氏(現FC東京監督)による縦に速いサッカーと、現任の渡邉 晋監督のボールを大事にする色を織り交ぜ、戦い方の方向性を確立。自陣内でのビルドアップで相手を引きつけながら、サイドへのロングボールを使ってチャンスを作り、開幕から2試合連続の逆転勝利と波に乗る。強力な3トップのうち左の坂本 亘基、右のイサカ ゼインはすでに1ゴールを挙げており、古巣相手への“恩返しゴール”を狙う。
横浜FCとしては、山形の両サイドを封じ込めつつ、2試合ともにセットプレーから失点している相手のウィークポイントを突きたいところ。開幕戦同様に、福森 晃斗のプレースキックからの得点機演出に期待が高まる。
勝利をつかむのは、今季初の勝点3を狙う横浜FCか、開幕3連勝を狙う山形か。両者の譲れない戦いに注目したい。
[ 文:青木 ひかる ]
