明治安田J2第4節にしてようやく、山形はホーム開幕戦を迎える。相手は甲府。昨季のJ2最終節で、J1昇格プレーオフ進出を懸けて同勝点で対決して以来の顔合わせとなる。このときは山形が勝利し、7位からの逆転でプレーオフに進出している。今季はともに開幕2連勝。第2節終了時点で甲府が首位、山形が2位につけていたが、前節はともに敗れ、甲府が4位、山形が5位で今節を迎えている。
山形は昨季、クラブ史上初の開幕2連勝を達成したあと、クラブワーストの8連敗を喫していた。それもあって、前節・横浜FC戦はなんとしても勝ち、開幕連勝記録を更新したい一戦だった。しかし、相手の組織的な守備に阻まれて攻撃の機会を作れず、0-2で敗戦。今季はJ2優勝を目標に掲げているが、昨季の経験に加え、ホーム開幕戦ということも考えれば、是が非でも勝点3を得て立て直したい一戦となる。
ただし、山形は週中の13日にアウェイでJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦・富山戦を戦っている。横浜FC戦から先発を全員入れ替えて臨んだとはいえ、延長戦も含めて120分の消耗戦となった。そこから中2日で今節を迎える日程的なハンディキャップもはねのけなければならない。
甲府は開幕戦で徳島を5-1、前々節で水戸を2-1で破り、2連勝。しかし、ホーム開幕戦となった前節は栃木のハイプレスに苦しみ、1-2で敗れている。とはいえ、
アダイウトンや
ファビアン ゴンザレス、
ピーター ウタカなどパワフルな外国籍選手と、そこへボールを供給する
荒木 翔、周囲とリンクしながら攻撃をコーディネートする
三平 和司、
鳥海 芳樹など戦力の役割分担とバランスは良好だ。
昇格を争うチーム同士による、序盤戦の直接対決。激しくタフな試合になることは必至だ。
[ 文:佐藤 円 ]