アウェイ・山口は2勝2分2敗で9位。『クラブ創設20年となる2026年に6位以内に入る』という目標を掲げた中、今季は悪くないスタートを切った。前節・愛媛戦までの3連戦は1勝1分1敗と粘り強い戦いを見せ、JリーグYBCルヴァンカップではJ3とはいえチーム規模としてはJ2クラスの松本相手に粘り強く戦い、PK戦まで持ち込んで敗れた。志垣 良監督を迎えて、クラブの状況や体力に合った戦い方で効率の良い勝点の積み上げ方をしている印象。昨季J3のFC大阪で指揮を執った志垣監督は一時J2昇格圏まで引き上げ、失点の少ないチーム作りで結果を出した。ここまで5失点の守備はストロングポイントだ。
ホームの甲府は前節・長崎戦で1-1と引き分けたが、個のレベルが高い長崎相手にアウェイで健闘した。失点を減らすことは課題だが、攻撃陣は実績のあるタレントがそろっているので、得点力でチームを勝たせる試合を増やしたい。各データ項目を順位で表すにはまだ節が若いが、失点が少ない“方”と言える山口から甲府がどう点を取れるかは、1つの注目点になりそうだ。また、無失点試合が少ない甲府から、山口がシンプルな攻撃でどのように得点を挙げるのかも注目点だ。
[ 文:マツオ ジュン ]
