熊本は明治安田J2第4節・いわき戦での大敗(0●6)から踏みとどまって、前々節・仙台戦(0△0)で今季初のクリーンシート。しかし、3試合ぶりの勝利を狙った前節・藤枝戦は、1点ビハインドで迎えた後半に大西 遼太郎の今季2点目で一時は追いついたものの、カウンターから2点目を許して敗れた。シュート数では相手を上回るなど少なくないチャンスを作ったが、相手GKの好守に阻まれて追加点を奪い切れず。大木 武監督は「やっぱり決めるときに決めないと、こういう形になる」と述べている。
石川 大地に続き、ルーキーながら開幕先発を勝ち取って持ち味を発揮していた古長谷 千博の負傷離脱が発表された中、大﨑 舜、道脇 豊らのコンディションは上がっている。それをホームでの今季初勝利につなげ、下位から抜け出せるか。
一方の千葉は第4節・鹿児島戦以降、複数失点を喫して連敗していたが、前節・水戸戦は無失点で引き分けた。直近3試合で勝利がないのは熊本と同じだが、12得点はリーグ最多。第2節・藤枝戦から前々節・清水戦まで小森 飛絢が4試合連続ゴールを記録し、さらに田中 和樹と横山 暁之が2得点ずつ挙げているなど、個の力もリーグ屈指だ。
ただ、前節は今季初めて無得点に終わったため、「少しずつのズレで相手の守備に阻まれた場面が多かったので、チーム全体で質を上げていきたい」と小林 慶行監督が話す課題と合わせ、ゴールに向かうアグレッシブさをあらためて表現したい一戦となる。
順位にはやや開きがあるが、勝点差は『2』で、熊本が勝てば順位が入れ替わる。4試合ぶりの勝利をつかむのはどちらか。
[ 文:井芹 貴志 ]


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