開幕から快進撃を続けている首位・岡山だが、前節・横浜FC戦は雨中のホームで大苦戦。ぬかるんだピッチで勝敗のカギを握るセットプレーから立て続けに失点を喫し、前半で3点のビハインドを負った。後半の反撃もPKで挙げたルカオの1点のみに抑えられ、今季初黒星を喫した。
一方の愛媛は前節・仙台戦で40分に先制を許したが、後半に奮起。早めの選手交代でチームの総力を注ぎ込むと、途中出場の選手が躍動し、谷本 駿介、石浦 大雅の2ゴールで鮮やかな逆転勝利を収めた。
大きな自信を得てホームに帰還する愛媛だが、一度土がついたとはいえ、やはり首位の力は脅威である。岡山は直近2戦こそ勝利がないが、スコアドローに終わった前々節・大分戦は51分に退場者を出し、前節はイレギュラーなピッチ状況に苦しめられた格好。それ以前に無類の勝負強さでことごとく接戦を勝ち抜いてきた力こそ、岡山の真の姿と見るのが妥当である。
愛媛指揮官の気持ちも引き締まったままだ。
「岡山は堅いチーム。局面的にもみんな守備でサボらないし、攻撃面では手数をかけずにゴール前にパワーをもってくる」(石丸 清隆監督) 岡山のパワーを生かした攻撃にひるむことなく、能動的なアクションでいかに相手のスキを突いていけるかが、3連勝へのカギとなるだろう。
[ 文:松本 隆志 ]

