ホームで今季初の3連勝を目指す千葉は、前節・徳島戦に1-0で勝利。プレスがハマらずに苦しむ中、ブロックを組む守備に変更しながら、10分に奪った1点を守り切った。
徳島戦の勝利は「今年は監督も選手も、チームとして勝利にこだわっている」(髙橋 壱晟)姿勢が出たが、一方で「自分たちの形を発揮できるのが一番」(髙橋)ということに変わりはない。今節から2試合続くホーム戦は攻守にアグレッシブにプレーしたい。
一方の大分は、千葉とは対照的とも言える自分たちらしさを出せるか。千葉のようにどんなときでも同じ戦いを目指すというよりは、試合ごと、相手によって変化を見せる。それは相手の良さを消す、弱点を突くことが大きな目的の1つと言える。
FC東京在籍時に大分と対戦した経験がある品田 愛斗は、プロ初ゴールを決めるなど大分との相性の良さを感じながらも、「こちらの弱点を突く立ち位置を取ってくる」と警戒。小林 慶行監督もメンバー、戦術、立ち位置の予想が難しいことから、「過去の数試合で経験したことを自分たちの血や肉にできているのかという部分が試される一戦になる」と気を引き締め直している。大分としてはケガ人が多い状況を乗り越えながら、千葉の弱点を突いて2試合ぶりの勝点を手にしたいところだろう。
9試合を終えて千葉が9位、大分が13位と順位ではあまり芳しくないように映るかもしれないが、プレーオフ圏内までは千葉が勝点1差、大分も同2差。勝利を手にし、上位進出へ勢いをつけるのはどちらだ。
[ 文:菊地 正典 ]
