岡山は前節、アウェイで愛媛との“プライド・オブ・中四国”に臨み、2-2のドロー。激闘の末、終了間際に齋藤 恵太がCKの流れからヘディングシュートを決めた。
岡山はスタートダッシュに成功し、3位につけている。ただ、直近3試合は2分1敗で思うように勝点を伸ばせていない。それだけに、過去3戦をウノゼロで全勝している秋田とのアウェイ戦で仕切り直しを図りたい。
秋田は前節、大分とのアウェイ戦を3-1で制した。「吉田 謙監督から『始まって1秒からフルパワーで行け』と言われていた」と蜂須賀 孝治が話すように、チーム全体でセカンドボールに食らいついて攻め込み、佐藤 大樹と梶谷 政仁のゴールで2点を先取する。しかし、38分に丹羽 詩温が2枚目の警告で退場。その後、1失点は喫したものの、終了間際に青木 翔大が追加点を奪って勝ち切るしぶとさを見せた。
秋田は開幕2連敗でスタートしたが、直近3試合は2勝1分と上向いている。「上位の岡山を叩いて、自分たちも上位に進出できるように準備する」とGK圍 謙太朗は意気込む。
岡山には、輪笠 祐士や阿部 海大、齋藤といった秋田で活躍した選手が在籍している。その中で今節は秋田と岡山の29番に注目したい。
岡山の29番・齋藤は、2020シーズンから昨季まで秋田に所属。持ち前のスピードと献身的な姿勢でJ3優勝やJ2残留に大きく貢献した。前節は今季初得点でチームに勝点1をもたらしており、今節はかつてのホームで恩返しを狙っているはずだ。
秋田の29番・佐藤は、2試合連続得点中で勢いに乗っている。全身で得点を狙うアグレッシブさでリーグ3位タイの4得点を挙げ、チームの攻撃をけん引。セットプレーのキッカーも任され、その左足で得点のにおいのするボールを供給している。今季の岡山は全7失点中6失点をセットプレーで喫しているだけに、佐藤のキックに期待が高まる。
[ 文:竹内 松裕 ]

