愛媛は前節、アウェイで上位の横浜FCと対戦した。序盤は後手に回りながらも徐々にリズムをつかむと、36分に鋭いカウンターから窪田 稜のゴールで先制に成功。しかし、56分に同点に追いつかれると、そのまま地力に勝る相手に押し込まれ、終了間際にCKからゴールを割られて力尽きた。
それでも、しばらくふがいない試合内容が続いていたチームは「最近の試合の中では一番愛媛らしさが出ていた」(深澤 佑太)と、自分たちのストロングを再確認。その強みを今節でも披露しつつ、攻撃のアクションをいかに増やしていけるかがカギとなるだろう。
対する水戸は前節、ホームで好調の波に乗り続ける長崎と対戦。立ち上がりに先制を許す苦しい展開になるも、後半に落合 陸がボレーシュートを二度叩き込んで逆転に成功した。しかし、その直後に同点に追いつかれると、終了間際にPKを献上して勝ち越され、善戦及ばず。勝点奪取とはならなかった。
6試合足踏み状態が続いている愛媛は、前節で今季序盤の好調時に見せていたチームの強みを取り戻すなど、復調への光明が見えている。一方、水戸も清水、長崎と自動昇格圏に位置する相手に連敗を喫したが、試合内容はきっ抗しており、指揮官交代後に状況が大きく好転しているのは明らかだ。
ここでの白星は復調の過程にある両チームにとって自信を与えるだけでなく、後期での巻き返しに向けて大きな転機にもなるに違いない。
[ 文:松本 隆志 ]

