水戸は前節・藤枝戦で1-3の敗戦を喫した。序盤から攻守にアグレッシブな姿勢を見せて押し込んだものの、再三のチャンスを生かし切れず、36分にワンチャンスを決められて先制を許してしまう。さらに41分にはPKを献上して追加点を与えてしまった。藤枝の倍のシュートを放ちながらも勝点を手にすることができず、あらためて「1つのプレーの重み」(森 直樹監督)を痛感させられる試合となった。
今節対戦する横浜FCはリーグ最少12失点の堅守を誇るチーム。スキを見せず、スキを突く戦いを徹底しており、少しのスキも見逃さないしたたかさこそ、横浜FCの強みだ。
水戸としては前節のような戦いを見せたら、勝ち目はないだろう。90分間集中を切らせることなく戦えるかが問われる一戦となる。そして、勝負どころで思い切りよくゴールに向かってプレーして、堅固な横浜FCの守備をこじ開けたい。
対する横浜FCは2-0の快勝を収めた前回対戦同様、水戸の勢いに押されることなく、スキを見せずに試合を進めて、相手のスキを突くしたたかさを見せたいところ。そして、自慢のセットプレーも勝負のカギを握ることとなる。
残留争い真っただ中の水戸にとっても、昇格争い真っただ中の横浜FCにとっても、この試合で勝点3を手にして、良い流れで中断期間に入りたいという思いが強いことだろう。両チームの勝利への執念がぶつかり合う激戦が予想される。
[ 文:佐藤 拓也 ]