その中で小林監督がファン・サポーターから数多くかけられたのは、「信じているよ」という言葉だったという。そしてそれは、小林監督が選手たちにかけていた言葉でもあった。
「自分たちがやってきたことを信じていく力、仲間を信じる、自分を信じる力というのは、結果が出なければ出ないほど揺らいでしまうものだと思います。でも、それが一番大事と自分自身は思っている中で、その言葉をファン・サポーターの方たちからかけてもらうことで、自分自身が思い切り背中を押されたと感じました」 J1昇格、J2優勝を目指して戦ってきた中、千葉は3連敗のあとに引き分けて、4試合勝利から遠ざかっている。J1昇格プレーオフ圏内の6位と勝点6差の8位と、苦しい状況だ。そしてここから2試合、ホームゲームで昇格争いのライバルと対戦する。昇格に向けてまだまだ戦っていかなければいけない中、自分たちがやってきたことを信じ、ホームで勝利を得なければならない。
対するいわきも、昇格のためには負けられない。リーグ前半戦で勝利した千葉を再び下し、連勝を『4』に伸ばせば、その機運もさらに高まるだろう。
それぞれスタイルは異なるが、高い強度で相手を上回ろうとすることは共通している。その激しさはおそらく、昇格争いの下でさらに増すに違いない。
互いにとって今後を左右する一戦。17日のフクダ電子アリーナでは激しいバトルが繰り広げられるはずだ。
[ 文:菊地 正典 ]
