この夏、いわきから岡山へと移籍して両チームのことをよく知る嵯峨 理久は、今節の攻防をこうにらんだ。
「いわきは先制点を取るとすごく乗ってくるチームですし、粘り強く走れて、切り替えも早くて、本当にタフに戦えるチーム。90分を通してどこかで切れたほうが負けるというぐらいすごく厳しい試合にはなると思います」 前節と同様であればフォーメーションは互いに[3-4-2-1]。各所の攻防はより激しくなるに違いない。運動量、切り替え、球際のせめぎ合いが勝敗を大きく分けるポイントになり、選手一人ひとりの強さが求められる戦いだ。どの局面で誰が上回っていくのかは大きな見どころになる。
ゴール前で誰が違いを見せられるかも、とても大きなポイントだ。17得点を挙げてJ2得点ランキング2位につけている谷村 海那と、昨季までいわきでプレーして今季は岡山で9得点を挙げている岩渕 弘人は、注目が集まる中でチームを勝利に導けるのか。
岡山にはルカオや一美 和成ら特徴を持つFWがいて、いわきにも有馬 幸太郎や山口 大輝ら結果を出しているアタッカーがいる。緊迫した展開になることが予想される中、攻撃陣が躍動感をもってプレーできる状況を作り出せたチームが試合後、歓喜に沸いているに違いない。
[ 文:寺田 弘幸 ]
