徳島対鹿児島、前回対戦はさかのぼること約8カ月前。そのときは、J3からJ2に昇格したばかりの鹿児島がホーム開幕戦の勢いと昨季の積み上げを表現して2-1で逆転勝利を挙げた。
その後、両者とも紆余曲折ありながらシーズンを戦ってきた。
シーズン途中から上向き傾向になったのは徳島。第10節の時点で最下位に低迷していたが、着実に歩を進めるようにして現在は10位に位置している。J1昇格という目標はついえたが、10月を3戦3勝で勝ち切るなど上昇の兆しが見える。特に10月は鹿沼 直生、児玉 駿斗、渡井 理己の中盤3選手が合計3得点3アシストを記録するなど大車輪の活躍。チーム状況が上向くと攻撃機会も増加し、その中でブラウン ノア 賢信がここ2試合3得点と好調だ。「2ケタ得点」(ブラウン ノア)の目標までは残り3得点で、現在のチーム状態であれば達成不可能な数字ではない。
一方、鹿児島は苦しい状況を強いられている。前節・長崎戦での敗戦によってJ3降格が決定し、クラブとして二度目となったJ2での戦いは残り2試合となった。次節はホーム最終戦となる岡山戦が控えており、今季、平均入場者数6,492人を集めている白波スタジアムで大勢のファン・サポーターが待っている。まずは目前の徳島戦で勝利を収め、次節に、そして未来につなげられるかどうか。
徳島は勝利すれば、今季初めて白星の数が黒星の数を上回る。鹿児島は勝利すれば順位を1つ上げて最終節を迎えられる可能性がある。
両者とも勝利を目指し、間もなくキックオフ。
[ 文:柏原 敏 ]


