大分は前節、9シーズンぶりにJ2を戦う札幌と4年ぶりの対戦。個々の力量の高い相手に押される時間帯を粘り強く過ごし、後半に攻守両面で戦術を修正すると流れを引き寄せ、セットプレーのこぼれ球から新加入のエース・有馬 幸太郎と大卒ルーキーの有働 夢叶が1点ずつ挙げて2-0で勝利した。
今節は、昨季までいわきでプレーしていた有馬 幸太郎の恩返しゴールのほか、前節に躍動した天笠 泰輝や榊原 彗悟ら新戦力の引き続きの活躍が期待される。前節はメンバー外だった戦力もコンディションを上げており、片野坂 知宏監督の選択肢の幅は広がっていそうだ。
いわきは前節、強風吹き荒れるホームに千葉を迎えた。新戦力・鵜木 郁哉らの存在感も際立ちつつ、持ち前の前への勢いを今季はさらに増幅させて千葉を圧倒し続けたが、決定力を欠くうちにPKを献上して先制を許す。さらに激しい追い上げ中にも追加点を奪われ、0-2で敗れた。18本のシュートを放ちながら無得点、4本の被シュートで2失点と、露呈した明確な課題の克服が急がれる。オールコートマンツーマンのいわきが4バックの千葉に対して見せた可変システムを、3バックの大分に対しても採用するか否かも注目ポイントだ。
ゴールへ向かう威力を増しているいわきに対し、大分は前節同様に粘り強く対応できるか。ホームチームとしては相手の土俵に乗ることなく、主導権を握って進めたい一戦だ。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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