徳島は、前々節・長崎戦、前節・山形戦とアウェイ戦が続いたため、ホーム戦は3週間ぶり。また、JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦・今治戦は、愛媛県今治市で発生した林野火災の影響で延期となったが、帯同メンバーは山形戦から中2日の準備をして現地入りしており、チーム全体で大宮戦に向けた準備やコンディション調整が万全とは言えない。また、ルヴァンカップの代替開催日が4月9日に決まり、勝って2回戦にコマを進めた場合は次節・札幌戦から公式戦5連戦になる。大宮戦で勝利を挙げて4月へ向かえるかどうかが、シーズン全体を占う上でも重要な意味を持ちそうだ。
徳島の注目ポイントはFWの人選。開幕直後は渡 大生を据えていたが、前節は初めてルーカス バルセロスを先発に抜擢した。バランスを考えるならば渡 大生の特長を生かすほうが適しているが、爆発力のあるルーカス バルセロスに託す選択肢も当然ある。
一方の大宮は、攻守においてバランスの良い数字を維持している。11得点3失点と、1試合平均で2点近くを奪いながら、失点数はリーグで2番目に少ない数字。徳島もリーグ最少失点で堅守は同じだが、攻撃面では大宮が一歩、いや二歩三歩リードしている。
大宮の注目はFWの杉本 健勇。昨季は明治安田J3で10得点を挙げてJ2復帰に貢献し、今季は前節・水戸戦で待望の今季初得点となるゴラッソを決めてみせたばかり。また、同試合で先制点を決めたオリオラ サンデーも勢いづいていそうだ。オリオラ サンデーはプロ生活のスタートを切った徳島と初の古巣戦になる。
リーグ最少失点の徳島vsリーグで2番目に失点が少ない大宮。得点数の違いでは大宮に分があるが、ホームの徳島にも意地がある。勝利をつかむのは徳島か、大宮か。
[ 文:柏原 敏 ]


