7試合を終えて山口は1勝2分4敗の18位、愛媛は1分6敗の20位と、ともに苦しい状況でこの試合を迎える。どちらも「この試合こそは勝利を」と並々ならぬ強い気持ちで臨むことは間違いない。
両者のこれまでの対戦を振り返ると、14回の対戦のうち8回が引き分け(山口が2勝、愛媛が4勝)。昨季の2試合も引き分けに終わり、直近5試合はすべてドロー決着となっている。昨季、雨の中で行われた山口のホーム戦(明治安田J2第6節)は、39分に愛媛が先制するも、終盤にパワープレーを仕掛けた山口が90分に追いつくという激戦だった。互いに勝利が欲しいこの一戦も、再び激戦になることは必至だ。
山口の志垣 良監督は、愛媛について「われわれと同じように決してすべてが悪いわけではないと思う。先制しても逆転されるようなゲームが続いているので、どこかに少し不安定な部分はあるのかなとは思うが、決して勝点3が計算できるようなチームではない」と警戒感を示した。
前節の戦いを振り返ると、山口が秋田に0-1で、愛媛は大分に0-1でそれぞれ敗戦している。ともに無得点に終わっており、ゴールへの渇望は計り知れない。ゴールと勝利を求める強い気持ちが試合の行方を左右するだろう。
[ 文:田辺 久豊 ]


