ここまで2勝5分1敗の勝点11で9位の大分。第3節・仙台戦に敗れた以外は、開幕から安定感のある組織的守備で粘り強く勝点を拾いながら戦ってきたが、攻撃面でも手ごたえを感じつつある現在では“勝ち切れなかった”印象の試合が多くなっている。
前節はアウェイで2位の大宮に挑み、可変システムで相手をいなしながら試合を優位に展開。だが、二度のリードを守り切れずに90+4分の失点で2-2のドローに終わっており、試合運びの部分で課題を残した。好調な戦力も多く組織としての成熟が見え始めているだけに、それを結果に還元して順位を上げていきたいところだ。
徳島は3勝3分2敗の勝点12で現在7位。こちらもここまで5得点3失点と手堅い結果を残しつつ戦っている。開幕以来、負傷者が多発しているが、浸透させてきたスタイルに揺らぎはない。アウェイでの前節・札幌戦に0-1で敗れたあと、中3日でJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦・今治戦をターンオーバーして戦い、1-2で敗退。そこからさらに中3日での今節と、公式戦アウェイ3連戦はタフな日程だが、前々節・大宮戦以来の白星を期す。
スタイル的にも共通点の多いチーム同士、立ち位置の取り合いが白熱する高度にして堅いゲーム展開が予想される中で、どちらがより多くゴールネットを揺らすことができるか。ピッチとベンチ両方の駆け引きにおいて見ごたえ満点の一戦となりそうだ。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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