大分は第14節・長崎戦からここまで4戦連続ドロー。粘り強く勝点1をつかんだ試合もあれば、勝点2を失った試合もあった。今季のホームで勝利したゲームは第5節・鹿児島戦のみにとどまっているため、今節はホーム2勝目となる5試合ぶりの白星が欲しい。
相手を見ながら柔軟に立ち位置を取り、プレーヤーそれぞれの特長を生かしてその関係性で戦っていくスタイルは、一戦ごとに浸透の手ごたえを感じさせている。ただ、負傷者が多発してゲームプランの選択肢が少なくなり、後半になると相手のギアアップに対応できなくなる試合が続いていることが、勝ち切れていない最大の要因だ。この状況を脱却するために、優勢に進めている時間帯に得点を重ねたい。
徳島は増田 功作監督体制での11戦目。第11節・藤枝戦で現体制初勝利を挙げると、その後は3勝1分と好転の兆しを見せたが、前々節・熊本戦で6試合ぶりの黒星。前節・いわき戦は1-1で引き分けており、今節は3試合ぶりの勝利を目指す。
徳島は特に攻撃陣にタレントが多く、対戦相手によって選手起用で戦い方に変化をつけている。大分に対してどのような布陣で臨むかが注目される。
立ち位置の取り合いや試合運びの駆け引きが、見ごたえのあるゲームを演出しそうだ。初夏の陽射しの下、熱戦必至のカードに期待感が高まる。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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