現在、3勝6分2敗の勝点15で9位の大分は前節、アウェイで磐田に3-0と快勝。シュート数は4本と少なかったが、磐田の特徴的なスタイルに対して要所を押さえた戦いぶりを見せた。序盤にGK濵田 太郎のファインセーブと野村 直輝が挙げた先制点で流れを引き寄せると、後半にセットプレーから2点を加え、磐田の反撃を退けてクリーンシートを達成している。
守備戦術の浸透から入った今季は、攻撃面の課題により勝ち切れない試合が多くなっていたが、現在は徐々にブラッシュアップ。良い守備から良い攻撃へと転じる志向はそのままに、ボールを握る時間も増やしつつ、前への矢印を損なわないようチャレンジを継続中だ。
14年ぶりにJ2で戦う鳥栖は、開幕から3連敗を喫したものの、その後は3バックシステムに変更して調子を上げ、5勝2分4敗の勝点17で5位に浮上。ポゼッションしながら相手を攻略する一方で、ハイプレスで相手に自由を与えないスタイルの浸透が、現在4戦無敗と結果に表れ始めている。ホームでの前節・山形戦はCKのこぼれ球から先制し、PKで加点して2点を先行。後半は3バックに変更した相手にペースを明け渡すが、1失点に抑えて逃げ切りに成功した。
古くから接戦を繰り返してきたライバル同士、2021年のJ1第29節以来のマッチアップ。ダービーらしい熱戦への期待に心が躍る。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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