長崎は前節、[3-4-2-1]の新システムを採用して大分に2-1で勝利した。キックオフ直後に失点を喫したものの、新井 一耀、照山 颯人、櫛引 一紀で構成する3バックを中心にボールを握り、サイドと中央をバランスよく使って数多くのチャンスを創出。前半のうちに増山 朝陽のヘディングシュートで追いつくと、後半にはGK後藤 雅明からのフィードから最後はマテウス ジェズスが決めて逆転勝利を収めた。
明治安田J2第13節・愛媛戦までは7戦未勝利と苦しんだが、第14節・富山戦で勝利して以降は2勝1分と、チーム状況は上向き。再び上位を目指す上で、今節の重要度は極めて高い。
ここまでリーグ最多の29得点を記録する千葉は前節、3位につけていた仙台との上位対決を0-0で終えた。双方にチャンスがあるきっ抗した展開で、品田 愛斗や椿 直起らが決定機を迎えたが、決め切れず。ピンチの場面ではGKホセ スアレスの好セーブが光った。最後まで得点を奪えなかったことは悔やまれるが、追いかける仙台に勝点差を詰められなかったという結果は収穫だろう。
長崎も千葉に次ぐ28得点を記録し、J2屈指の攻撃力を有しているため、スコアレス決着は考えにくい。90分間で、どちらがより多くのゴールを記録するのか。サッカーの本質を突き詰めるような試合となることが予想できる。両サポーターの熱量を含め、盛り上がること間違いなしの一戦は、どのような決着を迎えるだろうか。
[ 文:椎葉 洋平 ]
