徳島はJ1昇格プレーオフ圏内を堅持しながら、さらに上を目指していきたい状況。大分は勝利して勝点6差の6位を射程圏に捉えたい状況。
両陣営の近況を見ていきたい。
徳島は前節・千葉戦(3△3)で激闘を繰り広げた。今季初めて複数失点を喫したものの、それ以上に収穫となったのは、ビハインドの展開を強いられても追いつき、勝ち越し、逆転勝利のシナリオまで見えかけた試合だったこと。試合前、増田 功作監督は「質」に焦点を当てていたが、高木 友也、渡 大生、カイケが挙げた3得点はいずれも質が高かった。前節に続いてナイトゲームながら、気温も湿度も上昇する中で、前節同様に質を求めていくことは重要になりそうだ。
大分の今週は難しいシチュエーション。前節・秋田戦で1-2と惜敗し、中2日で北海道開催の天皇杯2回戦・札幌戦を戦った。2-2で延長戦までもつれ込んで120分を戦い、激闘の末にPK戦を制して勝利した意味は大きい。しかし、再び中2日でアウェイ戦(※天皇杯は中立地扱い)を迎えるというハードスケジュールには現実的に向き合う必要がある。リーグ戦と天皇杯ではメンバー変更を加えながら総合力で臨んではいるものの、戦略的な狙い以上にコンディション面のベストセレクトという観点が重要になりそうだ。
リーグ後半戦、両者とも好スタートを切るべくキックオフへ向かう。
[ 文:柏原 敏 ]


