大宮は5月25日の天皇杯1回戦でも筑波大に0-1で敗れており、公式戦7試合勝利なしという苦しい状況。とはいえ、前節は仙台、千葉、徳島がそろって敗れ、大宮も敗れたものの得失点差で3位に浮上した。上位5クラブで唯一勝利した水戸が一歩抜け出し、3連勝で6位に上がってきた長崎も上位陣の脅威になりそうな展開。大宮としてはここで今季一度もない連敗を喫するわけにはいかない。
大宮はリーグ序盤戦から苦しい試合でも勝ち切る強さを見せ、ここ最近も粘り強く勝点を積み上げてはいたが、前節は10試合ぶりの敗戦。J2優勝を目指すためにはここで踏ん張り、“勝ち切る大宮”に戻らないといけないが、甲府サイドとしても前半戦の対戦で敗れているだけに、かつて大宮のアカデミーやトップチームで指導経験を積んだ大塚 真司監督は特にメラメラ燃えているはず。
甲府にとって、最大の懸念は前々節・愛媛戦で負傷した1トップ・ネーミアスの離脱。ただ、前節・今治戦は後半にマテウス レイリア、内藤 大和の2トップに並びを変え、0-2から4得点を奪って逆転勝ちをしている。この手ごたえや自信をどうつなげて大宮に挑むか、注目したい。
[ 文 : マツオ ジュン ]
