ホームの大宮は現在4連勝中と絶好調である。前々節に山口との下位直接対決を制すと、前節・藤枝戦は劇的な形で逆転勝利。58分までに2点を先行される苦しい展開となったが、68分に中野 誠也が1点を返して反撃のスイッチを入れる。そして、89分に袴田 裕太郎がヘディングシュートを突き刺して同点。さらに、後半アディショナルタイムにまたしても袴田がゴールを決め、土壇場で勝点3を引き寄せた。
ここからの3試合は、甲府、清水、東京Vと昇格争いを繰り広げる相手との対戦が続くが、いまの大宮なら互角以上のゲームができるはず。今節に向けて原崎 政人監督は「いまは甲府がどうかというよりも、ウチが甲府に対して何をできるかにフォーカスしてやっている。甲府に対して何ができるか、何をしないといけないのかを整理して、ホームなので勢いを持ってやっていきたい」と自信をのぞかせる。
ここで勝点3を積めれば、いよいよ残留圏との差が1ゲーム以内に縮まる可能性もある。ホームで連勝を伸ばし、ライバルにプレッシャーを与えたい。
アウェイの甲府は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)と並行して戦う過密スケジュールをこなしている。25日のACLグループH第3節では中国で浙江FCと対戦。それまで1勝1分と負けなしで来ていたが、0-2で敗れてしまった。
そのダメージを抱えたまま、長距離移動を経て戦う今節は難しいゲームになると予想される。問われるのは総合力。勝つことで疲労を取り除きたい。
[ 文:須賀 大輔 ]

