3週間ぶりにホームに戻る藤枝は、5月31日の明治安田J2第18節・山形戦を最後に、ホームでの勝利がない。ホームで行われた第23節・仙台戦と第24節・山口戦は先制しながらも勝点1にとどまり、アウェイで行われた前節・熊本戦は自分たちのミスから2失点して自滅。勝ち切る試合運びができていないことがいまの最大の課題となっている。
その中で、直近4試合で3ゴールと得点力を開花させてきた浅倉 廉は「1試合で1点だけでなく、2点3点を取ってチームを勝たせられる選手にならないといけない」とより高いハードルを自らに課している。また、CBの森 侑里は「自分たちのスキをなくすことが大事ですし、それが出てしまったときは自分が止めるだけです」と意気込む。チーム全体で藤枝らしいサッカーをするのはもちろんだが、勝ち切るためには個の力も重要になってくる。
対する愛媛は4試合連続無得点中と点を取れていないことが最大の課題だ。前節は上位の大宮と対戦し、0-3で敗戦。それでも、ボランチの深澤 佑太は「前半はチャンスもあったし、ポストに当たる場面もあって、前後半でエリア内に入っていく場面もいくつかありました。内容がすごく悲観的なわけではないと感じています」と前を向く。先に1本決められれば、流れが変わるという感触はある。
前回対戦では、前半は藤枝が4得点と圧倒したが、後半は愛媛が盛り返して2点を返すという打ち合いになったため、どちらにも点が取れるという感覚は残っているはず。その中でどちらが先にチャンスを生かして勢いに乗れるか。そこが最大の注目点となるだろう。
[ 文:前島 芳雄 ]


