徳島、秋田ともにアグレッシブな守備でボールを奪ってからゴールへ向かうという姿勢に共通点がある。その中で徳島はライン間でアクセントをつけられる選手を生かし、秋田はサイドの攻略とクロス攻撃を中心としている。
5位・徳島はJ1昇格争いの渦中。2位から6位までが勝点2差という大混戦で首位も十分に射程圏。今節は前節・山形戦で出場停止だったエウシーニョと山田 奈央が戦列復帰できるが、負傷者も含めてイレギュラーが多かった中で臨んだ前節は好パフォーマンスを発揮した選手が多かった。その延長で増田 功作監督が誰を選択するかに注目だ。
14位・秋田はシーズン序盤から5月中旬にかけて黒星が先行する苦しい時間を過ごしたが、その後は着実に勝点を積み上げながら上昇の兆しを見せている。クロス攻撃を主体に得点が増加しており、クロス攻撃後の2次、3次攻撃の狙いも明確。また、総得点の約半分がロングスローなども含めたセットプレーから。相手陣でプレータイムを増やせばなんらかの形で好機創出へ直結する。
両者のかみ合わせを考えると、共通のカギは球際やセカンドボールの争いになりそうだ。その上でキーワードになりそうなのが、徳島はライン間の選手が違いを作ることやサイドチェンジを効果的に生かした前進、秋田はサイド攻略からのクロス攻撃と波状攻撃。
前回対戦は徳島が2得点を挙げ、初対戦から4シーズン目にして秋田から初勝利。通算対戦成績では秋田が2勝4分1敗でわずかに上回っている。果たして、今節の勝者は。
なお、トピックスとして、試合当日は徳島の『20周年記念OBマッチ』も開催される。
本来はクラブ設立20周年を記念して昨季の開催予定だったが、台風の影響で延期になって今季の開催に至った。徳島OBのレジェンドが多数来場し、16:10キックオフ予定(20分ハーフ)。詳細は『OBマッチ特設ページ(https://www.vortis.jp/20th/obmatch/)』をチェック。こうご期待。
[ 文:柏原 敏 ]


