富山は前節、2位・長崎と1-1で引き分けて連敗を『4』で止めた。それまで6試合連続で前半に失点を喫していたが、前節は [4-4-2]から[3-4-2-1]へのフォーメーション変更が奏功して前半を無失点で乗り切り、3試合連続無得点だった攻撃面でも34分に布施谷 翔の自陣からの“超ロングシュート”が決まった。終了間際に追いつかれて勝ち切れなかったものの、復調へのきっかけはつかんでいる。
両者が前回対戦した4月の明治安田J2第11節では、徳島がルーカス バルセロスのゴールによって1-0での勝利を収めた。リーグ最少失点を誇る徳島の堅守に対し、富山は今度こそ得点を奪いたい。前節が3月以来の先発だったベテランの河井 陽介は「選手それぞれ気持ちにスイッチが入って、良いプレーが増えている。手ごたえを自信に変えるため、サポーターの皆さんの力も借りて勝ち切りたい」と話している。
徳島は負傷で3試合欠場したルーカス バルセロスが前節・札幌戦で復帰して今季9点目を挙げている。エースの彼を中心に先取点を奪って堅守で逃げ切る展開に持ち込みたい。富山県南砺市出身で富山U-15育ちの坪井 清志郎はプロ8年目にして初めて地元でのプレーがかなうかもしれない。同U-15の1つ上の先輩にあたる富山の松岡 大智もピッチでの再会を楽しみにしている。
[ 文:赤壁 逸朗 ]
