アウェイの大宮は、14勝8分9敗の勝点50で6位。前節・磐田戦を前に指揮官を宮沢 悠生監督に交代する緊急事態となったが、短い準備期間で立て直して4-3で勝利。アウェイで2点を先行されながら逆転勝ちし、勢いをつけた。強烈なプレッシャーや推進力のある攻撃といったカラーを前面に押し出し、チーム再建と上昇を狙う。磐田戦ではサイドアタックもあればワンタッチを交えた中央の崩し、ロングシュートと得点パターンもさまざまで、2得点ずつマークしたカプリーニとオリオラ サンデーを中心に迫力のある攻撃を今後も見せてくれそうだ。
ホームの仙台は、14勝12分5敗の勝点54で4位。アウェイに乗り込んだ前節・札幌戦は、出場停止や体調不良の選手が欠場した中で、チャンスを得た選手が活躍。相良 竜之介の2戦連発、山内 日向汰の鮮やかな直接FK、左SB石尾 陸登の攻撃参加と、こちらも多彩な攻撃を見せた。2試合連続3得点で、連勝してホーム・ユアスタに戻る。大宮との前回対戦は0-3で敗れて悔しい思いをしただけに、借りを返したい思いは強い。豊富な運動量を生かし、守備のプレッシャーも流れからの攻撃も厚みを持って実践できる仙台は、ホームの後押しを受けてキックオフから相手に襲いかかることが予想される。
両チームとも、個々の球際の強さや攻守の切り替えの早さが特徴。基本の1対1のバトルから目が離せない一戦だ。相手のプレッシャーをはね除け、ゴールに到達するのはどちらのチームか。
[ 文:板垣 晴朗 ]


