今節は中2日の連戦。最下位から脱出できずにいる甲府がホームに迎えるのは2位の新潟だ。
甲府は前節、19位の今治とアウェイで対戦。先制するも追いつかれて1-1の引き分けで終わった。新潟は前々節で仙台との首位攻防戦に臨み、関口 正大の決勝ゴールで勝利を収めて首位まで1ポイント差に迫るも、前節は3位の富山に2-3で敗戦。仙台が大宮に敗れたため首位との勝点差は変わらなかったが、7位の湘南から首位の仙台までが勝点5差と上位は混戦模様を呈している。

前節は富山との上位対決を落とした新潟。上位は混戦の色が濃くなってきた
一方、残留争いに目を移すと、18位・栃木Cから20位・甲府は勝点12で並んでおり、12位・秋田まで勝点5差。その差は決して大きくなく、シーズンはまだ約3分の2が残っているとはいえ、甲府としてはこの順位のまま終わるかもしれないという危機感は持たなければいけない。
甲府は前節から中2日で新潟戦、そこから中4日で仙台戦と、3連戦の残り2試合は現時点で自動昇格圏に位置するクラブに挑む流れになる。渋谷 洋樹監督は前節の前に「新潟戦のことは考えずに、目の前の今治戦のことだけを考える」と話していたが、その今治に勝てずに最下位脱出とはならなかった。今節は2位相手にどう挑むのか。中2日で迎える一戦において、ターンオーバーをどの程度行うかがポイントの1つになり、チームの選手層の厚さや底力が問われる。ケガ人が多い中で、渋谷 洋樹監督がどんな判断と決断で新潟に挑むのかに注目したい。

渋谷洋樹監督は2位・新潟を相手にどのような手を打つか(写真は2026/27 J2第13節・大分戦)
新潟としては、3位・富山と首位・仙台がぶつかるカードの行方も気になるところだが、まずは甲府から勝点3を取ることに集中したい。ただ、甲府も2位相手に意地を見せて浮上のきっかけを手にしようと意気込んでいるはずだ。
[ 文:マツオ ジュン ]

