いわきはここまでリーグ1位のシュート総数を記録するなど、圧倒的な攻撃姿勢を貫いている。しかし、直近2試合は相手の徹底的な対策に苦戦を強いられると、前々節・岐阜戦はPK戦の末に敗れ、前節・藤枝戦は1-2で敗れて2連敗を喫した。だが、相手が警戒を強めるほどに“いわきスタイル”がリーグに浸透している事実は、チームにとってポジティブな要素とも言えるだろう。
リーグ戦における過去の対戦成績を振り返ると、いわきは大宮に対して勝負強さを見せている。田村 雄三監督が「対大宮に苦手意識はない」と語るように、過去4戦で4勝と圧倒している点は、連敗中のチームにとっても心強い材料だ。
対する大宮は前節、長野と対戦。59分に退場者を出して1人少ない展開となったが、西尾 隆矢やイヨハ 理 ヘンリーを中心とした堅い守備で相手の反撃を1点に抑え、2-1で勝利した。また、チームとして今季全試合で複数得点を挙げており、4試合で13ゴールと爆発的な破壊力を見せている。
いわきにとって、勝負のカギは高いインテンシティーで大宮をどこまで乱せるかにある。相手の守備をこじ開け、ホームに駆けつけるファンの前で連敗脱出と首位撃破を目指す。
[ 文:近藤 健多朗 ]
