この勝利で明治安田J2・J3百年構想EAST-Bグループ首位と勝点1差の2位に浮上したが、田村 雄三監督は「何も気にしない。目の前の試合を一戦一戦、戦うのみ」と慢心することなく足元を見つめる。今節対戦する磐田に対しても、「結果は出ていないが、タレントはいる。勢いに乗らせてはいけない」と警戒を強めている。前節は試合の入りで苦戦を強いられただけに、今節は開始から主導権を握り、90分を通して相手を圧倒できるかに注目が集まる。
対する磐田は、開幕からいまだ90分での勝利がないという苦しい状況が続いている。現在はJ2勢を相手に3連敗(うち1試合はPK負け)を喫しており、前節・大宮戦では1-4と痛恨の大敗を喫した。豊富なタレントを有しているものの、EAST-Bグループでは総得点が最も少なく、決定力不足という課題に対する不安は募るばかりだ。
リーグ屈指のフィジカルを誇るいわきに対し、磐田としてはいかに自分たちのリズムでボールを動かせるかがカギとなる。マテウス ペイショットを起点とした攻撃や、前節ゴールを挙げたグスタボ シルバなど、個の能力を生かしながら組織として得点に結びつけたい。
上位キープへ向けてさらに勝点を積み上げたいいわきと、連敗を止めて浮上のきっかけをつかみたい磐田。スタジアムに凱歌を響かせるのはどちらか。
[ 文:近藤 健多朗 ]
