大分にとっては前回対戦の雪辱を期す一戦。地域リーグラウンド第4節・熊本戦の試合中にキム ヒョンウが負傷し、立て続けにパトリッキ ヴェロンと清武 弘嗣も離脱してからは、本来のスタイルを体現できなくなっていた。その中で前回の山口戦も、特に前半は守備がハマらず、ミスから失点を重ねて、内容と結果の両面で課題を残す試合に。2試合連続となる3失点で3連敗を喫していた。
前節・鳥栖戦は、ようやくキム ヒョンウが前線に復帰して守備が修正されたことで、4試合ぶりのクリーンシート。90分では6試合ぶりの勝利を飾った。強烈な決勝ゴールを挙げたキム ヒョンウに加え、2シャドーを務めた木本 真翔と木許 太賀の若手2人も存在感を発揮し、選手層は徐々に厚みを増している。
一方の山口も、負傷者の多さに苦しみながらの前半戦を過ごした。前節は初対戦となった宮崎に、アウェイで0-3での敗戦。互いにアグレッシブに戦う中で、インテンシティーと決定力の差がスコアに反映された形だ。前々節・大分戦での3得点勝利を勢いにつなげられず、90分でのアウェイ初白星には届かなかった。
前回対戦の良いイメージを持ってアウェイで初の勝点3獲得を目指す山口と、今節こそチーム本来のポテンシャルを発揮してリベンジしたい大分。ミラーゲームでの駆け引きを制するのはどちらか。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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