両者は3月29日に対戦し、徳島が3-0で快勝している。立ち上がりは高知が主導権を握ったものの、後半に入ると徳島の強力な2トップ、ルーカス バルセロスとトニー アンデルソンの技術とコンビネーションが冴え、一気に流れが変わった。徳島はこの試合から現在に至るまで4連勝中と、好調の波に乗っている。
今節も注目はやはり徳島の2トップ。ルーカス バルセロスはここまで11試合中9試合でゴールを決めており、J2・J3百年構想リーグの得点ランキング首位に立つ。トニー アンデルソンは、前回の高知戦での2ゴールを含む5得点をマークしているほか、アシスト能力にも定評がある。
また、チームの得点総数は『29』で、これもJ2・J3百年構想リーグのトップ。前述の2人以外にも、2試合連続得点中の宮崎 純真など、ゴール前に顔を出す人数が多く、どこからでも得点ができる。首位を堅持するにふさわしい攻撃力を持つ徳島は、今節も安定した戦いで主導権を握ることが予想される。
高知は、徳島の攻撃を阻んだ上で、ゴールを脅かすことも必要だ。今季序盤は試合の流れの中から前線の選手が得点を決めることが多かったが、シーズンが進むにつれ、DFのゴールや、セットプレーからのゴールなど、得点のバリエーションが増えている。今節も相手の意表を突いた攻撃ができれば、勝機は見えてくるだろう。
また、高知には「春野じゃ負けない」という合言葉がある。文字どおり、高知市春野町にあるホームスタジアムでは、今季全勝中。今節もそのジンクスにあやかり、得意のホームで徳島から白星を奪えるか、注目だ。
[ 文:朝井 ひなた ]
