藤枝のホームで迎えた“第1ラウンド”は、PK戦の末に藤枝に軍配が上がった。前半終了間際に藤枝の菊井 悠介が退場して数的優位に立った磐田は、1-1で迎えた後半でハーフコートゲームに近い形で攻め込んだものの、最後までゴールを破れず。90分間で決着をつけられなかったことに悔しさをにじませた。
マテウス ペイショットは直近2試合で切り札起用が続いた中、2戦連発と結果を残してきた。前回の藤枝戦では個人として得点を奪えなかっただけに、次こそは相手のゴールをこじ開けようと燃えている。
「前回対戦は相手に退場者が出てしまったことが結果的には仇になってしまった。今回も難しい試合になると思うが、チーム全体がこの試合の重要さを身に染みている。ゴールの少なさが目立ってしまっているという現状はあるが、藤枝さんに対してどういう攻撃が効果的なのかを(考えて)チームとして取り組めた。今週は良い準備ができている」(マテウス ペイショット) 対する藤枝は、前々節・福島戦まで3つのPK戦負けを含めて4連敗となっていた中、前節・松本戦でPK戦勝ちを収めて、悪い流れを断ち切った。前回対戦でゴールを決めている三木 仁太が今節は出場停止となるが、槙野 智章監督はチーム全体の士気を高めて、どん欲にシーズンダブルを狙っているだろう。
「説得力があるのは勝った者だけ」(三浦 文丈監督) 磐田にとっては、前回アウェイで喫した敗戦の雪辱をホームで果たさなければならない決戦となる。
[ 文:森 亮太 ]
