シーズンが進むにつれ、調子を上げてきたチーム同士の対戦だ。4月以降の9試合で、新潟は6勝3敗(うち1勝がPK戦勝利、1敗がPK戦負け)で4位から2位へ、愛媛は7勝2敗で最下位から5位へと順位を上げてきた。開幕戦で対戦したときから、どれだけ成長できたかを示す一戦となる。
新潟は、1つのPK戦勝利を含めてホームで6連勝中。前節・奈良戦は、47分にシマブク カズヨシのホーム3戦連続ゴールで先制に成功。その3分後に失点を喫したのは課題だが、87分に若月 大和の執念のゴールで勝ち越した。
バウマン、マテウス モラエス、ジェイソン ゲリアがケガ等の事情で離脱していた中、チャンスを得た吉満 大介、シマブク カズヨシ、藤原 優大らがそれぞれの特徴を発揮して、チームの勢いを落とすことなく戦い続けている。
舩木 翔は「ジェイソンもバウマンもチームを助けてくれた。あの2人がいたから失点数が少なかったと言われるのはイヤですし、ここ2試合は失点しているので、リーグ戦最後は失点ゼロで抑えたい」と3試合ぶりの完封勝利をもくろむ。また、シマブク カズヨシのホーム4戦連発にも期待がかかる。
対する愛媛は前節、アウェイで高知と対戦して1-0で勝利。開幕から先発出場を続けてきた前田 椋介を欠く中、チャンスを得た山下 雄大が相手のミスからボールを奪ってカウンターを発動。日野 翔太が仕掛けて上げたクロスから、最後は田口 裕也が頭で合わせ、これが決勝点となった。
これは、開幕戦から続いていた高知のホーム連勝を止める白星となった。前述のように、今節対戦する新潟も現在ホーム6連勝中。再び相手のホーム連勝を止める勝利を挙げられるか、注目だ。
[ 文:野本 桂子 ]

