熊本は前節、立ち上がりから福島の強いプレッシャーに苦しみ、ボールを保持する時間を長くは作れなかった。しかし、リーグ最少失点の堅いディフェンスで流れを引き寄せる。GK佐藤 優也が再三のファインセーブや体を張ったシュートブロックで得点を許さず、終盤にターレスが2試合連続ゴールとなる決勝点を奪った。これで3戦連続無失点だが、ここ数試合は押し込まれる場面も目立っており、攻撃面で調子を上げてきた藤枝をどう抑えるかがカギとなる。
一方の藤枝は現在、勝点20の11位だが、須藤 大輔監督就任以降の4試合で10得点と攻撃が上向き。また直近の明治安田J3第19節・福島戦では、前半終了間際に来季加入が内定しているJFA・Jリーグ特別指定選手の久保 藤次郎がJ初ゴールを決めて先制。その後は福島に攻め込まれる展開となりながら、最後まで守り切ったことで守備面の手ごたえもつかんでいるだろう。先週末はゲームがなく、コンディション面ではやや優位だ。
前期での対戦は1-0で熊本が勝ったが、過去の戦績はまったくの五分。熱い展開が予想される。
[ 文:井芹 貴志 ]


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