松本は2試合連続の1-0で連勝中だが、内容を見ると改善の余地が大きい。讃岐と対戦した前節も中盤のアンカー脇をいいように使われ、ボール奪取後も出しどころがなかったり、収まらなかったり。前線も背後に抜け出す回数が少なく、躍動感を欠いた。こうした課題を克服しながら、サンプロ アルウィンのサポーターに納得の勝利を届けたい。
対する愛媛は前節、ホームで岐阜と1-1で引き分けた。進 昂平が先制ゴールを決めたものの、リードを守り切れなかった。石丸 清隆監督も「ゴールを目指しているのか、ボールを取りにいこうとしているのかという部分が伝わる回数が少なく、上に行くという意志があまり感じられなかった」と厳しいコメントを残した。
互いにとって不完全燃焼だった前節から、どこまで改善して臨めるか。ボールは愛媛が握るとみられるものの、松本が誇る横山 歩夢とルカオのカウンターは脅威。古巣戦となる森下 怜哉ら愛媛DF陣のリスク管理もポイントになるだろう。
松本は勝点44で3位、愛媛は勝点38の8位。昇格戦線に食らいつくためには、どちらも勝点3が至上命令となる。J2時代から何度も顔を合わせており、リーグ戦通算対戦成績は松本の6勝7分4敗。ただ、直近3試合は愛媛の3連勝中となっており、ホームの松本にとってはリベンジを期する一戦でもある。
[ 文:大枝 令 ]
