ホームの松本は急ブレーキ。開幕6試合は負けなしで一時は首位にも立っていたが、その後の5試合は二度の2連敗を喫して、1勝4敗となっている。現在は4勝3分4敗の9位。霜田 正浩監督が就任して1年目のシーズン、スタイルチェンジの途中で大きな試練に直面している。
前節は鹿児島に2-4。攻守とも狙いを実現しながら優勢に試合を進めたものの、90分以降に2点を献上して苦杯をなめた。ともに自陣深くでのミスが命取りとなったため、再発防止に向けて3段構えで“適切な判断”を下せるよう意識を共有。守備に関しても、従来のプレーモデルの解像度を上げる形で細かく手ほどきした。
戸田 和幸監督率いる相模原も、長いトンネルに迷い込んでいる。陣容を一新してスタイル確立へ歩き始めたばかり。明治安田J3第2節・福島戦で挙げた白星が唯一で、以降は9戦勝ちなしとなっている。1勝6分4敗で19位と、降格ライン間近の危険水域にいる。
ただ、直近4試合はいずれもドローで大崩れはしていない。琉球との前節もスコアレスだったものの、若林 龍、佐相 壱明らが再三ゴールに迫るなど形は作れている。互いに内容面では復調の兆しもある両チームの顔合わせ。戦術に一家言ある指揮官同士の対決でもあり、頭脳戦も見どころの1つだろう。
[ 文:大枝 令 ]
