ホームの松本は前節、連勝が『3』で途切れる黒星。岩手に先制を許し、専守防衛に徹する相手を崩せないまま、7試合ぶりのノーゴールとなった。選手同士の距離感が遠く、意図が合わずチグハグなままの90分間。小松 蓮の連続ゴールも5試合でストップした。
ただ、霜田 正浩監督はほぼ一方的に押し込みながら、被シュート数ゼロだった後半のパフォーマンスに目を向ける。「守備の意識をずっとやり続けてきた。連勝は止まったけど、その成果は止まっていない」と強調。強力2トップを擁する愛媛戦も、まず守備のマインドを表現しながら戦っていく。
対する愛媛は前節・相模原戦を2-1で制して、今季三度目の2連勝とした。ただ、勝ちはしたが反省の残る内容。後半は開始早々に失点するなど後手を踏み、石丸 清隆監督は「相手の立ち位置が変わり、可変のような形になったズレにうまく対応できなかった」と反省点を挙げた。
とはいえ、186cmのオーストラリア国籍ストライカー・ベン ダンカンが3試合連続ゴール中と好調。チームトップスコアラーの松田 力とともに力強く攻撃をけん引している。左右から正確なクロスを供給する面々もそろっており、アウェイから勝点を持ち帰る構えだ。
[ 文:大枝 令 ]
