ベースは昨季と変わらない。ストロングとするポゼッションを軸に、相手がイヤがるサッカーにフォーカス。球際で負けない“戦う姿勢”を前面に出していく。
昨季はシーズン途中での就任となったため、戦術面の修正はテコ入れのみにとどめていた倉貫監督。戦術家である指揮官がプレシーズンでどの程度色を加えていくかに注目したが、昨季からのアップグレードにフォーカス。ディテールを突き詰め、できることを増やしていくという選択を取った。
対する富山も小田切 道治監督体制を継続。昨季は最終節まで昇格を争ったが、惜しくも3位で終えた。『覚悟』をスローガンに掲げ、11年ぶりのJ2復帰を目指す。課題である取りこぼしを減らすためにも、YS横浜戦は勝点3を狙いたい。
「まずは残留を確定させる。勝点38~39を早い段階で取りにいって、そこから目指せるだけ上を目指す」という2段階の目標を設定した倉貫監督。今季はホームのニッパツ三ツ沢球技場でスタートする。J3に旋風を巻き起こす舞台は整った。
[ 文:小津 那 ]
