琉球は前節、福島を相手に押し込まれる時間帯が続いた。それでもGK東 ジョンが「前半を(失点)ゼロで抑えられたのが一番のポイントだった」と振り返ったように、流れの悪い時間帯で粘り強い守備を続け、終了間際に縦に素早い攻撃から決勝点を挙げて勝利を収めている。
一方、前節で大宮と対戦した金沢は、先制点を与えないことと相手の速い攻撃を警戒していたにもかかわらず、切り替え時のスキを突かれて開始早々の4分に失点。これが重くのしかかり、0-2の敗戦を喫した。監督、選手たちは一様に立ち上がりの失点が試合を難しくしたと悔やんだ。
そして、前回の両チームの対戦では金沢が22分までに2点をリード。琉球はボールを握る展開が続き、19本のシュートを浴びせたものの反撃は1点にとどまり、勝利を収めたのはゴール前をしっかり固めて粘り強く守った金沢だった。
攻撃の形をもっている両チームだけに、それを思いどおりにやらせない守備がカギを握りそうだ。
[ 文:村田 亘 ]
