「もっともっとたくさんの人に応援してほしい。サガミスタの応援は選手の足りない数%を引き出すと思っています。僕らも一生懸命頑張るので、サガミスタの皆さんには友だちに『スタジアムにもう1回行こうぜ。みんなでつかみ取ろう』と1人でも声をかけてほしいなと、図々しくもお願いしたい。チームにもう最後のひと押しをしてほしい」 ホームで行われた前節・富山戦後、シュタルフ 悠紀リヒャルト監督はそう強く訴えかけていた。
「点数はこうして取れるようになっているので、失点が減れば今日(富山戦)も勝てていた」と、指揮官は2-2の引き分けになった前節の結果を悔やんでいた。最後のキワでどれだけ踏みとどまれるかがポイントになる。
奈良はここ13試合勝ちがない。前々節・讃岐戦は1点リードで迎えた後半アディショナルタイムに追いつかれ、前節・福島戦も先制しながら後半に追いつかれてそれぞれ引き分けに終わっている。J3・JFL入れ替え戦に回る可能性がある19位との勝点差は『1』とあって、必死に勝利を奪いにいくだろう。
サガミスタは昇格を信じて選手の背中を押し、チームはそれに応える──。相模原は昇格のため、選手人生を変えるため、相手を上回る力で試合を制することができるか。
[ 文:舞野 隼大 ]
